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まよ日が記かく

ふるさと納税、みんな変わってみんないい

日曜にこんなテレビ東京のニュースでこんな報道をみました

「ふるさと納税 返礼品やめない」(福岡県大川市の事例)

「ふるさと納税 返礼品やめた」(埼玉県所沢市の事例)

どちらも5月24日付で総務省から出された、ふるさと納税の返礼品の金額に関する通知が出たのに合わせての報道でした。

100の自治体に再度、返礼品見直しの通知が届いたというものでした。

参考資料:NHKニュースweb

ちなみに、山形県内ですと16に自治体にこの見直し通知が届いたとのこと。

朝日町にはもちろん来なかったのですが、限定品で出しているもので価格がやや高いものもあるので、修正をいかにしていくかの話し合いが進んでいます。

福岡県の事例の場合は、返礼品の禁止項目である「家具」を今後も返礼品として出していくという決断についてなのですが、これはゲームのルール変更に従わずローカルルールで公式試合をするようなものなので、(拘束性の薄い通知とはいえ)急には変えられないにしても、徐々にルールに合わせていく必要はあると感じます。

家具をお返しの品としてではなく、家具の魅力を発信するためにふるさと納税の寄付金が使われることがそのひとつの道だと思います。

一方、僕が気になったのは所沢市の事例です。

返礼品をなくす英断・道は2つだけなのか?

あえて、ふるさと納税でお返しをやめるという決断をされた藤本市長のお話が紹介されていました。

所沢市返礼品を廃止 朝日新聞デジタル

手間暇を考えて結果赤字になるから辞める。とても大切な判断であり、他の自治体におっても大いに参考になる決断だと思いました。

ただ僕はひとつだけ、自分が今目指している非主流の方針のもと、この部分はぜひみなさんに知ってほしいということがあったので、このブログを書きました。

テレビ東京でのインタビューの中で、藤本市長が

「(返礼品は)一度始めたら奪われ奪い返す終わりなきレース」

このレースに参加するか降りるしかなかったので(所沢市は降りるを選択)」

奪い奪われのレースになることはその通りだと思います。でも、それは人口流入や流出だって同じだし、ふるさと納税だけがそれってわけではありません。

レースは乗るか降りるか乗るかの2択だけれど、でも、レースの走り方は1つではありません。一番になることだけがレースの走り方ではないからです。

レースから降りる選択をしたら奪われるだけなの?って話にもなってしまいます。

僕は、朝日町のふるさと納税の企画を受託した時に「節度をもった返礼品の価格」という部分を真っ先にかかげました。

>朝日町ふるさと納税ニュースリリースより>

それでも確かに、寄付額は上がっていて、寄付額以外の効果も出ています(農家さんがオリジナルパッケーシを依頼してくれるなど)。

やる or やらない の2択だけが選択肢じゃない

走り方をもう一度考えませんか?まよひが企画が全国のふるさと納税に関わる方々に伝えたいのは、その運用の方法です。

けして、高額の返礼品を揃えることだけが、寄付額向上の手段ではないことは朝日町が証明しています。されに、その先のファン作りをいかにしていくかが目下の課題として取り組んでいる案件です。

返礼品の金額以上に、話し合いたいことがきっとふるさと納税にはたくさんあるはずです。

奪い合いのレースであることも受け入れながら、その中でどんな走り方を誰のためにやっていくのか、そんな企画の迷いの中に、僕はふるさと納税のよりよい運用の道筋が隠されていると確信しています。

今をやってることを無理やり肯定しなくてもいい、迷って変更することは大切だ、みんな変わってみんないい

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